私がホームページを作成した理由
こんにちは。「PALS4S操作パネル」管理人のホーサクです。
どうかよろしくお願いします。今回、パソコンやインターネットのことが、ほとんどわからなかった私がホームページを作るに至った経過や、初心者でもホームページを作成できた方法についてまとめてみたいと思います。
みなさんは、「自分にホームページなんか作れる訳がない。」と思っていませんか?
私自身、そう思っていました。作る理由もなかったので・・。
でも、大学院で自閉症スペクトラムの子どもたちのための教材づくりを研究するうちに、「必要なイラスト教材をたくさんのイラストの中から素早く選び出して、子どもに見せたい。」と思うようになり、紙のかさばるイラストを持ち歩くのではなく、タブレットで検索する機能を使う方がはるかに便利だと気づきました。
もちろん、スマホでも、ホームページから教材を検索して子どもに提示できます。その方が圧倒的に便利だし効果的です。
学習の過程に、ルールやマナーについて共通確認した内容を、日常の生活場面と結びつけて、新たな気づきを生み出す重要なポイントがあるのですが、そこにホームページのタブレット教材を役立てたかったのです。
そして、最も簡単に自分の思うようなホームページを立ち上げる方法を、ネットや書籍を中心に探し回ったのです。
なにはともあれ、サーバーが必要だ!
本当に、なにもわからない状態から調べ始めたので、まず、サーバーが必要だということから知りました。
サーバーは、自分のパソコンを設定して作ることもできるけれど、セキュリティーの問題が難しいこと。
初心者には対応できないだろうと思いました。でも、一応、「自宅サーバー」関係の本も読みました。
それでわかったことは、アップロードするべきフォルダをきちんと設定する方法です。完璧に正しくないとホームページは見えません。
サーバーというのは、電話の交換手みたいな存在で、URLにあるホームページの材料が保管されているフォルダに正しくつないで、サイトを組み立てて見えるようにする働きがあるとわかりました。
例えば、こんな本が役に立ちました。
わからないなりに読んでみると、Windowsパソコンの中にネットで公開するフォルダを設定し、ルーターを調整して特定の場所にリクエストを案内するとともに、パソコン側にソフトを使って、公開するフォルダまで導くというプロセスが正しく設定されなければならないとわかりました。
でも、セキュリティーに関しては、よくわかりません。また、自分が公開したい教材サイトは、ひょっとしたら1度に多数の利用者があるかもしれないと、希望的予想があって、さっと表示できる性能がほしいと思いました。
そうなると、高性能なレンタルサーバーの方が安全だし有効だと考えました。
レンタルサーバー選び
レンタルサーバーには、サーバーを大勢で用する共用タイプと、自分専用のサーバーを貸し出すタイプがあります。
私は月毎の使用料金が安いので、共用タイプに決めました。
料金も、いろんなプランがあって、ちょっと迷ったのですが、ネットで調べたりして次のようなレンタルサーバーに絞りました。
レンタルサーバーについては、非常にたくさんサービスがあり、スタンダードなプランであれば、基本的な機能は使えるようです。
あとは、速さ・安定性・容量・料金・評判などを合わせて判断すればいいと思います。
私は、結局、ネットに詳しい友人に勧められてエックスサーバーに決めました。
ドメインは、絶対に必要です。
次はドメインを取得しなければホームページは作れません。
でも、これは簡単に取得できます。
ドメインというのは、郵便でいうところの「宛先」みたいなものです。
だから、物ではなくて記号というか名前なんですが、世界で自分だけのネット上の住所=宛先を登録します。
そうすることで、ユーザーがあなたの作るサイトに迷わずに到達し表示できるのです。
安い料金でドメインを取得できるのは次のサービスなどです。
サイトに表示されている料金は、年間の使用料金を表しています。
気をつけて欲しいのは、99円とかに設定されている料金はキャンペーン料金です。
したがって、1年目はその料金ですが、2年目からは通常料金になります。
安いからと言って、やたら登録すると、2年目から泣きを見ます。ドメインによって料金は違いますが、1000円〜4000円くらいします。
ドメインは少なくても、サーバー側でサブドメインを設定できるので、性能はともかくとして、無制限に宛先を作ることができます。
慌てないで、ドメインは1つずつ増やしていく方が賢明です。
SIRIUSと出会って、見通しが持てました
いよいよホームページ作成ツールのお話です。
冗談抜きで、このツール=SIRIUSがなかったら、サイト作成できませんでした。
これだったら、初心者でも直感的にホームページが作れます。
ツール作者の柳井さんがSIRIUSの使い方を解説している動画があるので紹介します。
実際にやってみると、ブログと同じように簡単にできます。手順は次の通りです。
@サイトタイトル、キーワード、テンプレートなど基本設定を行う。
Aブログのように記事を書く。
Bサイト生成する(1回ボタン押すだけ)
Cアップロードする(サーバー上の場所を選び、ボタンを押す)
間違えるとしたら、アップロード先くらいでしょうか・・・・。サーバーの仕組みがわかっていないと、ここだけ迷うかもしれません。
正直、これがあるとないでは雲泥の差があります。
もし、はじめてホームページを作るのであれば、購入をお勧めします。
SIRIUSの利点
このSIRIUSが本当によくできたソフトで、イラスト教材のホームページをつくる時も大活躍しました。
SIRIUSで作成するホームページは、基本的に3層構造になります。もちろん、1層や2層構造もできますが、3層構造の場合、1層目がトップページ、2層目がカテゴリーページ、3層目がエントリーページと呼ばれます。
PALS4Sサイトを例にすると、トップページの構成は次のようになっています。
この中でタイトル、フリースペース(上段だけでなく、下段にも設定できます)などは、自動で3層構造のすべてのページに反映されます。
あとは、あいだの記事をブログの要領で書いていくだけです。もし、1層だけのサイトにするなら、このままで一応できあがり。
記事を順次書き足していくだけです。
ここでは、テーブル機能を使って表を作り、ボタンにリンクを貼っています。そう聞くと、ややこしそうですが、やってみると予想以上に簡単です。
特にリンクなんか、感動するほど簡単に貼れます。私の計画したサイトは、内部リンクが複雑にからんでおり、SIRIUSがなかったら発狂していたかもしれません。
「直感的に使える」ことが重視されて居るので、このように使い勝手がいいのでしょう。
もし、複層にするなら、カテゴリー(2層目)、エントリー(3層目)をページ作成しましょう。次の説明を見てください。
3層構造のサイトづくり
トップページの下にカテゴリーを追加します。カテゴリーの下にエントリーを追加します。
SIRIUSの編集画面左上の「トップページ」フォルダを右クリックすると、「カテゴリーの追加」というフォルダが表示されます。
そこを左クリックして、カテゴリー作成画面にカテゴリータイトルなどを書き込むだけで、新しいカテゴリーができます。
とてもシンプルでわかりやすいです。新しいエントリーも、カテゴリーの下に同じようにして簡単に作れます。
それぞれ、カテゴリー・エントリーページもトップページと同じ構成になっていて、記事の部分を書き込めば、コンテンツができあがりです。
PALS4S操作パネルでは、目的のイラスト教材を2クリックで限定して呼び出すために、トップで教材の一覧表、カテゴリーで項目を限定、エントリーでモードを決定という流れにしています。
サイトの目的に応じて、範囲を狭め、欲しい情報を得られるような構造にしていけば、有意義なサイトになると思います。
こんなサイトができました(リンク集)
SIRIUSでいろんなサイトづくりに挑戦してみました。
無償バージョンアップもあって、どんどん高機能になっていきます。
現状に満足せず進化し続ける姿勢が、とにかくステキです。